Microsoft Teams 便利機能5選 3分で習得、毎日10分が浮く ── 中小企業のチャット・会議業務を軽くする標準機能
ビジネスチャットの市場シェアで Microsoft Teams が約67.8%と圧倒的1位を占めています[1]。中小企業でも、Microsoft 365 を使う会社の多くが日常的に Teams を開いています。
毎日触っているのに「なんとなくチャットと会議だけ」になっていないでしょうか。実は、キーボード操作をほんの5つ覚えるだけで、検索が爆速になり、議事録の手間が消えます。
本記事では、特別なアプリを一切入れずに今日からすぐ使える、Teams の時短ワザを5つご紹介します。会議の合間の3分でぜんぶ覚えられて、毎日10分は楽になる小ネタを集めました。
「Ctrl + .」でショートカット一覧を瞬時に呼び出す
「あのショートカット何だっけ?」を解決してくれる、いちばん覚えてほしい組み合わせ。
- Windows:
Ctrl + .(コントロール+ピリオド) - Mac:
⌘ + .(コマンド+ピリオド)
押すと、その場で 全ショートカットの一覧 がポップアップ表示されます[2]。「無理に覚える」のではなく「忘れたら呼び出す」と割り切ると、自然と手が動くようになります。
「Ctrl + E」で検索を爆速化 ── フィルターで30秒検索
Teams 上部の検索バーは想像以上に強力です。けれど毎回マウスでクリックしていると、それだけで時間を浪費します。
- Windows:
Ctrl + E - Mac:
⌘ + E
押した瞬間、検索バーにフォーカスが移って入力できる状態に。過去のチャット・ファイル・人を一気通貫で検索できます。
3つの基本フィルター
検索バーで使える代表的なフィルターは次のとおりです[3]。
From: 山田── 山田さんの発言だけに絞るIn: 営業部── 営業部チャネル内だけ検索Has: 添付── 添付ファイル付きの投稿だけ表示
「先週、田中さんが送ってくれた見積書、どこだっけ」が30秒で解決します。AND / OR / NOT といったブール演算子(A かつ B、A または B、A でない、を組み合わせる検索の書き方)も使えます。
「/」コマンドで通知を黙らせる ── 会議直前の3秒操作
検索バーで / を入力すると、コマンドメニューが現れます。クリックでたどり着ける機能を、キーボードだけでサッと呼べます。中小企業の現場で使い勝手の良いものを厳選しました。
/dnd(Do Not Disturb=邪魔しないで) ── ステータスを「応答不可」に変更(通知も止まる)/away── ステータスを「退席中」に変更/available── ステータスを「応答可能」に戻す/saved── 自分が保存したメッセージ一覧を開く(後述)
会議直前に /dnd で通知を黙らせ、会議が終わったら /available で復帰 ── この流れが定番です。
/ を入力すると現在使えるものだけが表示されるので、まずはそこから試すのが安全です。
メッセージの「保存」と「未読化」で読み忘れをゼロに
意外と知られていないのが、メールの「★スター」のような 保存(ブックマーク)機能 です。これを使うと、後で読み返したい投稿を取りこぼしません[4]。
保存のやり方(3ステップ)
- 保存したいメッセージにマウスを当てる
- 右上に出てくる
…(その他のオプション)をクリック - 「このメッセージを保存する」を選択
保存したメッセージの見方
- 画面左上にある「保存しました」のメニューから一覧表示
- もしくは検索バーで
/savedと入力
「あとでじっくり読みたい」「対応忘れたくない」を、未読・既読に頼らず一覧化できます。Teams の通知地獄から自分を取り戻せる、実用的な機能です。
「未読にする」も超便利
同じ … メニューから「未読としてマーク」が選べます。一度読んだ依頼を後で確実に対応するために、もう一度未読に戻せます。Outlook で同じ操作をしている方は、Teams でも同じ感覚でどうぞ。
会議の「ライブ文字起こし」で議事録の手間を激減
地味に革命的なのが、Teams 会議の 自動文字起こし(トランスクリプション) です[6]。議事録係の負担が劇的に下がります。
操作手順(3ステップ)
- 会議中に画面上部の「その他(…)」
- 「録音と文字起こし」
- 「文字起こしの開始」
会議終了後、文字起こしは Word ファイル として会議のチャットや該当チャネルに自動保存されます。後から議事録に整える際、コピペするだけで主要な発言を再現できるので、「書き取りながらまとめる」作業がほぼ消えます。
字幕(ライブキャプション)も併用したい
同じ「その他」メニューから「言語と音声」→「ライブ キャプションをオンにする」で、画面下部にリアルタイム字幕が表示されます[7]。聞き取りにくい発言の確認や、社員の聴覚配慮にも有効です。
マナーに関する注意
会議の参加者には「文字起こししています」とひと言断っておきましょう。録音と同様、ビジネスマナーとしてだけでなく、個人情報・プライバシーへの配慮としても必要です。
まとめ|朝礼ネタや社内研修の「1分小ネタ」に
5つを並べると、Teams の世界がぐっと広く見えてきます。
Ctrl + .:困ったらショートカット一覧Ctrl + E:検索バーに即移動+From:/In:/Has:で絞り込み/dnd・/available・/saved:コマンドでステータス・保存呼び出しを時短- メッセージの保存と未読化:読み忘れゼロ運用(2025年8月復活)
- ライブ文字起こし・字幕:議事録の手間を激減(Business Basic 以上)
社内研修やチームの朝礼で、1日1つずつ紹介してもよいネタです。「全員が10分速くなる」は、5人の会社なら毎日50分、月に約20時間(≒丸2.5日分)の効率化に直結します。
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こんなお悩み、ありませんか?
- Microsoft 365 を導入したが、Teams の標準機能を社員が使いこなせていない
- 会議の議事録作成に時間がかかりすぎている
- チャットの通知やチャネル運用がバラバラで、社内が混乱している
- Teams の社内研修資料や運用ルールを一緒に作ってほしい
こうしたお悩みがあれば、まちのIT便利屋 合同会社みよし屋 までお気軽にご相談ください。御社の業務内容と社員数をヒアリングしたうえで、無理のない使いこなしステップ をご提案します。
REFERENCES|参考資料
- BOXIL Magazine「ビジネスチャットの市場シェア 1,629人調査 1位はMicrosoft Teams」(2025年調査)
https://boxil.jp/mag/a3438/ - Microsoft「Microsoft Teams で使用するキーボード ショートカット」(公式サポート)
https://support.microsoft.com/ja-jp/office/microsoft-teams-で使用するキーボード-ショートカット-2e8e2a70-e8d8-4a19-949b-4c36dd5292d2 - Microsoft「メッセージの検索とフィルター処理 – Microsoft サポート」
https://support.microsoft.com/en-us/office/search-and-filter-messages-31682332-4dba-42e5-9e3b-bf7dd178d106 - Microsoft「Microsoft Teams でチャットまたはチャネルのメッセージを保存する」(公式サポート)
https://support.microsoft.com/en-us/office/save-a-chat-or-channel-message-in-microsoft-teams-7c724645-3842-4091-83f5-b3c891328722 - JBS Tech Blog「Teams:チャットやチャネルのメッセージを保存できるようになります」(2025年9月)
https://blog.jbs.co.jp/entry/2025/09/11/102912 - Microsoft「Microsoft Teams 会議でライブ文字起こしを表示する」(公式サポート)
https://support.microsoft.com/en-us/office/view-live-transcription-in-microsoft-teams-meetings-dc1a8f23-2e20-4684-885e-2152e06a4a8b - Microsoft「Microsoft Teams 会議でライブ キャプションを使用する」(公式サポート)
https://support.microsoft.com/en-us/office/use-live-captions-in-microsoft-teams-meetings-4be2d304-f675-4b57-8347-cbd000a21260 - Microsoft Learn「管理者 – Teams 会議の文字起こしとキャプションを管理する」
https://learn.microsoft.com/ja-jp/microsoftteams/meeting-transcription-captions